・ご来院のきっかけ、症状をお書きください。
かなり前ですが、近所の評判を聞いて来院させていただきました。
膝痛・腰・首をさまざまな痛みで通院。
・施術後の身体の変化や感想、その他ご自由にお書きください。
膝は水を抜いたこともありましたが、ずっとたまっていません。
腰はぎっくり腰になったりしていましたが、ずっとありません。
今回は背中の痛みがすごく良くなりました。
背中の中央には背骨があり、その周囲に姿勢を維持するための脊柱起立筋群、肩甲骨の動きに関係のある筋肉、頭を支えるための筋力など、非常に重要な筋や骨格系が存在しています。
私たちは、自ら意識しなくても、自分自身の体重や頭の重さを支えるために、脳にある姿勢の中枢が働き、これらの筋肉が常に働いています。
現代社会において、デスクワークやテレビゲーム、スマートフォンなどは欠かせない存在となっていますが、それらを操作している間、背中の骨格は丸くなり長時間固定されています。
この様な、関節の運動を伴わないで、姿勢を維持するために筋肉が少しだけ緊張している状態が、背中や肩甲骨に着いている筋肉を固くしてしまうことで、痛みの症状を引き起こしています。
また、長期間姿勢が悪いままで生活をしていると、『本来の身体が楽な姿勢』と『身体が楽と感じる姿勢』に相違が現れてしまいます。その為、意識をしないで生活をしていると、猫背になったり横に傾いてしまったりといった不良姿勢をとってしまいます。
この状態になると、骨盤や背骨の歪みが顕著になり、更に背中の痛みを更に誘発してしまうと当院では考えます。
背中の痛みは、上記の通り長年の不良姿勢や生活習慣の積み重ねによって徐々に発症します。初期の段階では、長時間、同じ姿勢をとるようなデスクワークやスマートフォンなどの最中に痛みが現れるのが特徴です。
背中の痛みがあっても、動き出して身体が暖まってくると症状が無かったり、忘れてしまうことも多いことから、我慢してしまうことが少なくありません。
また、背中の張りやコリを自覚していても、セルフケアである程度症状が緩和されることもあるので、生活習慣や骨格の歪みが改善されないまま、適切な治療を行っていない方が多い印象です。
背中の痛みを治療せずに放っておくと、背骨や骨盤、背中の筋肉への負担がさらに繰り返されることで、慢性的な痛みへと進行していきます。
少しの作業で背中に張りや痛みを感じるようになり、ストレッチなどのセルフケアを行っても痛みがとれないばかりか、頭痛や吐き気を伴うこともあります。
また、歪みや痛みなどが引き金となり、睡眠が浅くなったり自律神経が乱れるなどの症状も引き起こすこともあります。
最初は、ただの背中の痛みと思っていても、骨格の歪みがあると慢性化して様々な症状を引き起こすこともありますので、背中が痛いなと思ったら早めに適切な治療を開始する必要があります。
当院の治療のコンセプトは、「症状の出にくい身体づくりを提供すること」です。
その為、最初の検査時は患者様の「痛みの原因を診断すること」を大切にしています。
背中の痛みの場合、骨格の歪みや日常生活動作、それらに伴う身体全体のバランスを正確に見極めるために、最初の問診時に詳しくお話を伺います。
何らかの原因があり背中にかかる荷重のバランスが乱れたり、本来の身体が楽な姿勢が損なわれていますので、症状が現れている背中だけに直接施術をしたり、電気をかけても良くなることはなく、日常でまた負荷のかかる動作を無意識に行うことで症状が戻ってしまいます。
背中の痛みを引き起こす原因はその方によって様々ですが、身体の骨格の乱れ、姿勢を保持する筋力の低下、日常生活動作などによって、背中の筋肉が凝り固まり、痛みを引き起こしていると当院では考えます。
その為、背中の痛みでお困りの方には、この骨格の歪みを正常化していくために、骨盤や背中の固くなってしまった筋肉を、手技を用いて弛めていきます。
また、骨盤や背骨、股関節、足首など全身の骨格を、当院独自の痛みの少ない方法で調整していきます。
そうすることで、お辛い背中の痛みが徐々に和らいでいくことが実感できます。また、それぞれの方の症状に合わせて、鍼治療や高周波治療機を使用することもあります。
皆様のお辛い症状の原因を取り除き、症状の出にくい生活をサポートすることで、根本から改善するよう努めてまいります。ぜひ「背中の痛みを忘れる未来」に向けてご一緒に取り組んでいきましょう。