バネ指になり、字を書くのも困る程だったのが、マッサージ、ハリ治療をしてもらってから、みるみる良くなっていくのを体感しました。
違う治療で通院してたのに、指がおかしい事にも気づいて下さり、とてもやさしく丁寧に対応して頂いて感謝しています。
何かあっても、病院へ行く前に菅原整骨院の先生に相談してからにしようと思っています。
バネ指は、手に起こる腱鞘炎の一種で、手の指の付け根に痛みが出たり腫れたりすることが特徴です。
日常生活で手を使う機会が多い方に起こりやすく、更年期以降の女性に多い傾向にあります。 腱鞘炎の症状が進行すると、指を動かす腱が炎症のために腫れてきます。
この腱は、腱鞘(けんしょう)と呼ばれるトンネル状の構造の中を通過しますが、腱の腫れが酷くなることで通過障害を起こします。
そうすると、指の曲げ伸ばしの際に腱が腱鞘に引っかかることで、バネ指の症状を引き起こします。
主な原因は、力強くキーボードを叩いたり、縫物で指を多く使う方、また加齢により、腱などの軟部組織が硬くなっている場合に起こります。その他、糖尿病や関節リウマチ、人工透析を受けている方なども、バネ指を発症するリスクが高くなります。
バネ指は、上記の通り手を使用することによる、繰り返しの負担がかかることで発症します。
初期の段階は、通常の腱鞘炎の状態を指し、朝の手の指の痛みや腫れ、熱感などの炎症症状として現れ、日中にかけて症状が緩和される傾向にあります。
この時点では、痛みを感じない時間が多く、仕事でのパソコン作業や、趣味の縫物などを続けるなど、適切な治療を行わず、我慢してしまうことも少なくありません。
この状態を治療せずに放っておくと、負担がさらに繰り返されることで、慢性的な痛みへと進行していきます。
指を動かす腱の炎症が進行し、腱の腫れが強くなることで、腱を取り囲んでいる腱鞘との摩擦が増加します。
そうなると、指や手首を動かすときに、痛みとともにギシギシと引っ掛かりを感じるようになり、やがて指が曲がったまま伸ばすことができなくなるほどにまで進行してしまいます。
この状態が、一般的に的に言われているバネ指の状態です。 ここまで進行すると、痛みの強さからパソコンや趣味の縫い物をできない、洗い物をしようとしても痛くて落としてしまうなど、日常生活にも支障を来すことになります。
また、指が全く動かなくなるような、難治性のバネ指になると、治るのに1年以上かかることもあります。
初期の段階で適切な治療を行わず、我慢しながら日常生活を送ることで、症状が進行した状態の方が多い印象です。もし、少しでも指の痛みや腫れ、動きにくさを感じた場合には、早目の受診をお勧め致します。
当院の治療のコンセプトは、「症状の出にくい身体づくりを提供すること」です。
その為、最初の検査時は患者様の「痛みの原因を診断すること」を大切にしています。
バネ指の場合、引っ掛かりや痛み、炎症の程度、バネ指になってしまった日常生活の原因や基礎疾患を見極めるために、最初の問診時に詳しくお話を伺います。
原因は、手の指にかかる繰り返しの負担からくる炎症ですので、症状が現れている手の指に直接施術をしたり、電気をかけても良くなることはなく、炎症を引き起こしてしまい、症状が悪化してしまうこともあります。
また、なぜ指にだけ負担がかかってしまうのかを考えると、腕や肩、背中に及ぶ関節や筋肉が上手く働いていないことが多くみられます。
これは、日常生活の中で、筋肉が凝り固まってしまったり、肩や肘の関節の動きが悪くなり、その代償として手の指に負担が集中していると言うことです。
その結果、腱鞘炎やバネ指を発症してしまうと当院では考えます。
身体が本来備えている動きを取り戻すため、骨盤や背骨を中心とした全身の骨格や筋、関節の動きを検査し、正常化することで、指にかかる負担を軽減していきます。
そうすることで、お辛いバネ指の痛みが徐々に和らいでいくことが実感できます。また、それぞれの方の症状に合わせて、鍼治療を行うこともあります。
皆様のお辛い症状の原因を取り除き、症状の出にくい生活をサポートすることで、根本から改善するよう努めてまいります。ぜひ「バネ指の痛みを忘れる未来」に向けてご一緒に取り組んでいきましょう。